現代社会のメル友という存在

このメル友という存在は、なぜ現代において大きなニーズを持つのでしょうか。
その大きな理由の一つとして、メル友独自の特徴がポイントとなるかもしれません。

それは、メル友というものが、全く顔が見えない者同士の交流であるという点です。

もともと、メールは直接会ったり話したりできない場合のコミュニケーションツールですが、
そのメールが関係のメインであるということが、一般的な友達とは微妙に異なった存在として 価値を持つのです。

面と向かって言うことにはばかられるような事でも、メール上に書くことで伝えやすくなる……

そういう視点で捉えると、メル友という存在に求められるのは、
ずはり「本音で付きあえる」という事になるかもしれません。

そういう意味で、メル友は「顔が見えない」という特徴を最大に生かしたものなのです。

今の世の中は、なかなか本音が言えない場面が多くあると言われていますが、
自分のメル友だけには本音で喋ることがてぎるというような人も、増えているのではないでしょうか。

さらに、メル友との交流がリアルな友人とのつきあいよりも重要なものとなり、
なくてはならない存在になっている……

そのような人も少なくないかもしれません。
目の前に相手がいるとと、つい遠慮したり、場合によっては相手を傷つけてしまうかもと尻込みしたりして、
自分が本当に言いたい事を我慢し、相手が望んでいる言葉を伝えることに必死になってしまうようなことも。

けれども、メル友には良い意味で「情」のようなものが薄く、
言いたい事を率直に言えるということで、本音の付き合いへと深まることもあるのです。
それが、人々がメル友を必要としてしまう要因なのかもしれませんね。

2011年10月5日

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